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作品リスト


鈴原研一郎

昭和38年創刊の少女コミック「週刊マーガレット」。その巻頭を飾っていた鈴原研一郎の作品です。高度成長期を共に過ごした愛読者の皆さんには、大変懐かしいコミックかと思います。本編では、その中でも太平洋戦争当時を描いた作品を収録いたしております。



鈴原研一郎全集 第一巻
第1巻
  • 珊瑚礁が赤く染まる。それは、終戦間近な沖縄であった。疎開船で弟達人を失った直子は、冥福を祈り海岸線を歩いていた。しかし、それは、攻めて来るアメリカ軍への格好の的となる。憲兵にスパイ呼ばわりされる。それが、現実の戦地沖縄の姿だった。戦火は、更に増し、追い詰められた島民は、自らの手で命を絶っていた。赤く染まる珊瑚礁に若い命が消えていった。
  • 太平洋戦争の終盤、サイパン、グアムが玉砕し、戦火が沖縄へと移ろうとしていた。日本軍は、老人と子供たちを日本本土へ疎開を始めたのだが、その輸送船に米軍の攻撃が襲い掛かってきた。その当時輸送船に乗っていた初子(はつこ)は、終戦後再び沖縄を訪ね、墓石を前に淡々とその当時の話を始めた。2度とあってはならない悲劇であった。

鈴原研一郎全集 第二巻
第2巻
  • 沖縄に立つひめゆりの塔。戦後長い間、その悲しいお話は語り継がれてきました。これは、白百合逓信隊として沖縄に派遣された少女たちの物語。再びあの惨劇を繰り返さないためにも…。
  • 戦争ってなんだろう。そんな疑問を持った人たちがきっと平和へむかって立ち上げる。…一人倒れ二人倒れてもつぎつぎと立ち上がる。このお話は、ベトナム戦争を舞台に、国境を繋ぐ鉄橋をめぐるエピソード。捕虜となった兵士と捕虜の病人を看護した女性の物語です。
  • 1970年、沖縄に駐留する米兵が、日本人女子高生を暴行し、大怪我を負わせる事件が起きた。彼女の親友である由香利と生徒会長の柿原たちは、米兵に対しての公開裁判を要求することになった。しかし…。2度と起こしてはいけない事件。若者たちはどのように受け止めたのか。

鈴原研一郎全集 第三巻
第3巻
  • さおりは、原爆被爆者の子。そして、白血病であった。広島原爆の被害者たちの2世が次々と病死をしていく。教室で倒れたさおりを励ます淳一であったが、「白血病…被爆者の子……、なのために生きながらえてるの…」さおりは、こころの底から自らの境地を悔やんでいた。そして母が話を始めた。あの広島原爆がもたらした悲しみと生きる勇気を。この物語は原爆被害で亡くなった多くの方々に捧げる。
  • 太平洋戦争末期、ある島に立てこもった日本軍は、援軍もなく玉砕を目前にしていた。迫るアメリカ軍。島民と行軍は続くが時すでに遅く、自害をする島民もいた。島を出るための最後の船が1隻残っていた…。軍と島民の葛藤、最後の1隻に誰が乗るのか。

鈴原研一郎全集 第四巻
第4巻
  • 美智(みち)は、母親が憎かった。片足を戦争で無くし、その姿をあまり人に見てほしくなかった。そんな少女の身勝手とも言える思いは、いっそう母親に冷たい態度で接してしまうようになった。なぜ、父は、そんな母親と結婚をしたの? ある日、母が美智に一冊の日記帳を渡した。それは、戦争当時の父との出会いと苦しい境地が綴られていた。
  • 昭和20年終戦末期を迎えた。宝塚少女歌劇団に所属するひとみの生き様を描く。当時、予科練に所属していたおさななじみの雄一郎。歌劇団最後の公演に駆けつける。空襲の中歌った「ほたるのひかり」そして、ひとみは、陸軍病院の見習い看護婦として四国へ向かう。戦争という非常の中ふたりは力強く生きてゆくのだが…。

鈴原研一郎全集 第五巻
第5巻
  • 長崎で被爆した孤児のユキは、平和記念日を向かえていた。そのユキを看る医師の川崎が自分の被爆体験を話し出した。終戦を間近に迎えた日、川崎は神風特攻隊として戦地へ飛び立った。幸い?にも飛び立った飛行機が故障をし、帰還をするが、臆病者と罵倒される。恋人の佳代子と一旦は国(長崎)へ帰るのだが、川崎は、再度、飛行隊に呼び戻された。そして運命の日が、長崎に広島につづき2発目の原子爆弾が投下された。佳代子は、軍を脱走した川崎であったが…この作品は昭和42年に描かれたものである。
  • 戦争を忘れるな。それは、現在にいたっても益々大事なことである。この物語は、昭和40年代に制作された。夏休みを利用して、テレビ局の戦争体験レポートを作ることになった稲村さんと坂本くん。広島の病院に入院中している佐々木香代子を訪ねる。そして、あの広島原爆の体験を通じて、当時の若者たちの平和への思いを知る。

鈴原研一郎全集 第六巻
第6巻
  • 長崎の白い花
  • 長崎で被爆した孤児のユキは、平和記念日を向かえていた。そのユキを看る医師の川崎が自分の被爆体験を話し出した。終戦を間近に迎えた日、川崎は神風特攻隊として戦地へ飛び立った。幸い?にも飛び立った飛行機が故障をし、帰還をするが、臆病者と罵倒される。恋人の佳代子と一旦は国(長崎)へ帰るのだが、川崎は、再度、飛行隊に呼び戻された。そして運命の日が、長崎に広島につづき2発目の原子爆弾が投下された。佳代子は、軍を脱走した川崎であったが…この作品は昭和42年に描かれたものである。

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